こんにちは、sanpoです。
今回は、スケート靴のメンテナンスについてご紹介します。
スケート靴のメンテナンスと聞くと、難しいそうと感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、特別な道具も必要なく、とても簡単です!
今回は、そのメンテナンスを時期ごとにご紹介します。
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練習後に必ずすること
エッジの水気を取る
濡れたリンクの上を滑っているので、練習後のエッジは、びしょびしょに濡れています。
放っておくと、数分で錆びてしまうので、必ず雑巾やタオルなどで水気をよく拭き取ってください。
水気をとったらエッジに布のカバーをつけて保護し、家に持ち帰るかリンクのロッカーに保管しましょう。
また家に持ち帰る場合、直射日光が当たらない場所で、軽く乾燥させることもおすすめです。
そうすると、臭いを軽減させることができます。
スケート靴は、水を多く吸収しているため、靴によってはしっかり乾かさないと臭くなってしまうんですよね、、、
ちょっと一手間加えるだけで、臭いが軽減されますので、気になる方はぜひやってみてください。
余談ですが、スケートの大会でよく見るプラスチックのカバーは、リンクサイドを歩く時にのみ使います。
エッジは意外と繊細なため、小さなゴミなどを踏んでしまうと傷がついたり、刃こぼれしたりします。
それを防ぐために氷の上以外は、プラスチックのカバーをつけています。
1つ注意点としては、そのカバーをつけたまま氷の上に立つと90%の確率で転倒します笑
意外と上級者でも転倒してしまうので、気をつけましょう。
エッジの研磨
3ヶ月に1回が目安
続いてエッジの研磨です。
スケート靴のエッジは、練習するごとに少しずつ磨耗していき、溝がなくなっていきます。
そうなると、ストップをした時に横にずずずっと、横滑りするようになります。
練習内容によりますが、週2回の練習でしたら、研磨は3ヶ月1回ぐらいのペースで十分です。
研磨は自分ではできないので、リンクに併設しているショップや専門店に依頼しましょう。
内容によりますが、大体1,000〜3,000円ぐらいでやってもらえます。
研磨した後のエッジは、よく滑るようになります!
余談ですが、ジャンプができるようになると、研磨のタイミングがわかりやすくなります。
エッジ系のジャンプ、サルコウやループ、アクセルを跳ぼうとすると、踏み切りのタイミング以前よりずれていくようになります。
個人的には、エッジが減っいるとアクセルジャンプで踏切のタイミングが迷子になってしまっていたので、それが一つのバロメーターでした。
目安は10円玉を置いてみよう
これはスタッフ時代に覚えたセルフチェックの仕方です。
写真の通り、10円(何円でもOK)をエッジに置いて、端からみてみましょう。
もしエッジが減っていたら、左右どちらかに10円玉が傾きます。
また傾いた方向によって、自分の癖も発見することができます。
例えば、右足の靴で右(つま先から見て)に傾くようであれば、自分はアウトエッジに乗る癖があるだなと。
結構面白いので、一度試してみてください!
おすすめのお店は?
初心者レベルなら、そんなに気にすることはありませんが、研磨はやる人によって差が出てくる場合もあります。
できれば、定評のあるお店が良いですよね。
どちらもフィギュアスケートの専門店ですし、長年多くのインストラクー、スケーターが訪れています。
配送でも研磨を承っているので、遠方の方でもOKです。
スケート靴の替え時
2〜3年のペースで買い替えがおすすめ
ずっと練習をしているとスケート靴もスケーティングやジャンプの影響で消耗していきます。
そうなると、足首の部分にくっきりと折り目ができ、ジャンプを降りた際など、ホールド感が弱まってきます。
寿命が来ている靴で練習を続けていると、捻挫や靭帯の怪我などにつながる場合があるので、早めに買い替えなければいけません。
目安となる時期は、練習内容や靴の硬さによりますが、およそ2〜3年に1回に買い替えることをおすすめします。。
始めた頃と比べ、できることが増えているなら、少し上のランクの靴にしてみるのも良いでしょう。
スケート靴については、以下の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。
【大人からフィギュアスケート】初心者におすすめのスケート靴まとめ
まとめると以下の通りです。
- 毎回・・・エッジ、靴の水気をとる
- 3ヶ月に1回・・・エッジの研磨
- 2〜3年に1回・・・スケート靴の買い替え
フィギュアスケートは、思いのほかメンテナンスが簡単なスポーツです。
ちょっとでも気になる方はトライしてみてはいかがでしょうか!