なぜ大学からフィギュアスケートをはじめたのか?

こんにちは、sanpoです。

私は大学からフィギュアスケートを始めたのですが、今回そのきっかけをご紹介します。

そもそも、「大人からフィギュアスケートってできるの」と思っている方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、全く問題なく始められます!

私自身、非常に不純な動機で始めましたが、4年間でダブルジャンプやスピンまでできるようになりました。

フィギュアスケートを大学生や大人からはじめたいと考えている方にとって、この記事が少しでも始める後押しなれば幸いです。

また大学からフィギュアスケートを始めたいと考えている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

【大学からフィギュアスケート】部活はある?費用は?ロードマップをご紹介
こんな方に読んでもらいたい
  • 大学からフィギュアスケートを始めたい方
  • 大人になってフィギュアスケートを始めるか悩んでいる方

フィギュアスケートをはじめるきっかけ

なんとも不純な動機

始めた同期は、よく言う「髙橋大輔さんに憧れたから」「羽生結弦さんにみたいにかっこよく滑りたいから」ではありません。

フィギュアスケートに出合ったのは、高校生の頃です。

自宅のテレビにたまたまつけると、女子のフィギュアスケートの大会が放映されていました。
ぼーっと見ていると、美しいロシア人選手が颯爽とジャンプ、スピンを決めていました。

「きれいだな〜」「かわいいな〜」と思っていると

一人の選手が目に入りました。

その選手とは、Ksenia Makarova(クセニア・マカロワ)選手です。

「えっ、誰?」と思っている方も多いですが、2010〜2014年ごろに活躍したロシアの選手で、オリンピックにも出場経験があります。

一目惚れでした(好きだった女の子に似ている理由は、置いといて)。

そして、高校生だった頃の私は、単純だったので(今も)この選手に会うために、「受験が終わったらフィギュアスケートをやる」と決心したのです。

なんとも不純な動機ですよね。引いている方も多いのではないでしょうか。

もう一つの理由「自分ならできるやろ」

上記のように非常に不純な動機でフィギュアスケートに目覚めたのですが、もう一つ重要な理由があります。
それは、「自分ならできるやろ」という根拠のない自信です。

多くの方が、「氷の上でジャンプするのなんて無理」と思っているかと思います。

私は違いました。「氷の上で飛んで、回るだけでしょ」

なんとも舐めていますね。

ただこのマインドが新しいことに挑戦する上で大きな後押しになりました。

大学のフィギュアスケート部に入部

決意の時、いざフィギュアスケート部へ

受験が終わり、晴れて大学に入学することができた私は、新歓でフィギュアスケート部を発見しました。

しかし、なぜか周りの目を気にしてしまい、フィギュアスケート部のブースに行くことなく、新歓の期間を終えることに。

やはり、心のどこかで迷いがあったのだと思います。
「男子がフィギュアスケートなんて周りがどう思うだろう」
「やって意味あるのだろうか」などなど

悶々とした日々を過ごして時、あることを思い出しました。

「マカロワに会わねば」

そうして私は、ものすごい速さでネットでフィギュアスケート部のHPを検索。
すぐにメールで体験入部をしたい旨を担当の方にし、数日後リンクに向かったのです。

これだと思った、体験入部

体験入部当時、ドキドキとワクワクの中、朝7:00に家を出ました。

電車に揺られること30分、最寄駅に着くと、大学のウエアを着た方がいて、リンクまで案内してもらいました。
道中、意外に大学から始める方が、半数であること、他の大学にも部活があることなどを聞いて驚きましたね。

リンクに着くと、約10名ほどの部員(男女比 3:7)がいて、自己紹介した後、いよいよ氷上に立つことに。

数年ぶりのスケートだったので、子鹿のようになんとか立ちながら、調子にのって数メートル進むと、つま先が引っかかり思いっきり転びました。

「むっちゃはずい」

そう思いながら、先輩のサポートのもとちょっとずつ滑れるようになっていき、日常では感じられない滑る爽快感のとりこになっていきました。

その横でビュンビュンとばしながら、ピョンピョン、クルクル、さまざまな技を繰り出す先輩たち。
普通に2回転ジャンプを飛んでいました。

聞くと、ほとんどが大学からはじめた、まだスケート歴2〜3年程度のとのこと。

「自分も練習すれば、こんなことができるようになるのか」

そう思うと、無性にワクワクしてきました!

そして、「自分の学生生活は、スケートだ」と決意し、その日に入部を決めたのです。

舐めてかかって本気でやる

目指すは、2年でインカレ出場

前述の通り、不純な動機でスケートを始めた私ですが、大学の部活に入部後、明確な目標をもって取り組みました。

それは、大学2年生でインカレに出場すること

どう意味かと言うと、フィギュアスケートでも他のスポーツと同様大学生の全国大会があります。

フィギュアスケートの場合、A・B・Cの3クラス構成されており、大学からはじめた人はCクラス(バッジテスト3〜4級習得)なら出場できるチャンスがあるのです。

出場するために大学生がとるべきは3級で、男女ともに大学4年までにこの級を目標に取り組みます。

ちなみに当時の3級のレベルは、大まかなに言うとこんな感じです

  • ダブルジャンプ、シングルジャンプが飛べること
  • キャメルスピン、コンビネーションスピン、フライングスピン1種が飛べること
  • 上記の技を入れたプログラム約3分を大きなミスなく、滑ること
  • 課題のステップができること

つまり、大学からはじめて2回転ジャンプが飛べないといけないのです。
※シングルアクセル(1回転半のジャンプ)もかなり鬼門です。

これを初心者から始めて、2年弱で達成するのですから、かなりチャレンジングです。

しかし、同じ部内に2年生でインカレに出場した先輩が2名いらっしゃったので、決して不可能ではないと思い、目標に向かって真剣に取り組みました。

その時も「自分ならできるやろ」という根拠のない自信がありました。

コーチをつけたり、しっかり時間をとって練習したことにより、結果として目標の2年生でインカレ出場は達成できました

ちなみにバッジテスト初級については、以下の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。

【フィギュアスケート】バッジテスト初級合格のためには?【大学生・大人】

重要なこと

色々と申し上げましたが、結論、フィギュアスケートは、怖がらず始めてしまって良いと思っています。

ジャンプやスピンは難しいとしても、大人の方でも1〜2ヶ月で、普通に滑れるようになる方が多いです。

お金がかかるイメージがあるかもしれませんが、初期投資して必要なのは、靴とブレード代合わせて5〜6万円ほどです。

他のスポーツでも大体そのぐらい、もしくはそれ以上かかるのではないでしょうか。

しかも、氷上で滑る感覚は、他のスポーツでは感じることができない、特別な爽快感があるのです!

それをぜひ皆さんにも感じていただきたいと心から思っています。

また、フィギュアスケートに限らず、何か新しいことをすると新たな景色が見えてきます。

ぜひ今迷っている方は、リンクに行ってとりあえず滑ってみるのは、いかがでしょうか。

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