【映画レビュー】『勝手にふるえてろ』

こんにちは。sanpoです。

今回は、女優の松岡茉優さん主演の映画『勝手にふるえてろ』について、感想をお伝えします。

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あらすじ

勝手にふるえてろ

初恋相手のイチを忘れられない24歳の会社員ヨシカ(松岡茉優)は、ある日職場の同期のニから交際を申し込まれる。人生初の告白に舞い上がるも、暑苦しいニとの関係に気乗りしないヨシカは、同窓会を計画し片思いの相手イチと再会。脳内の片思いと、現実の恋愛とのはざまで悩むヨシカは……。

解説: 19歳で芥川賞作家となった綿矢りさの恋愛小説を実写映画化。突然告白してきた職場の同期と、中学時代から片思いしていた同級生との間で揺れ動く女性の暴走する恋の行く末を描く。初恋相手を思い出しては胸をときめかせ、毒のある本音を吐き出す不器用なヒロインを、『ちはやふる』シリーズなどの松岡茉優が好演。松岡とは『放課後ロスト』でも組んだ大九明子がメガホンを取る。

引用元:Yahoo!映画

おもしろポイント

コミカルな演出とリアル

とにかく一つひとつ小ネタを挟んでくる演出がクスッくるんですよね。

そして、なんと言っても主演の松岡茉優さんが、癖のある20代中盤の女性の役をほんとリアルに演じているんですよ。

特にアパートの一室で過ごす何気ないシーンが、少しコミカル演出が加わってはいるんですが、とても現実味があるというか。

好きな曲を聞きながら洗いものをしたり、独り言いながら途中で叫んだり、夜中ネットサーフィングしたりなど。

世の中の多くの女性はこんな感じなんだろうな。

てか、男性もこんな感じだよな笑 とか思いながらどんどん引き込まれていくんですよ。

引き込まれる理由は、やはり松岡茉優さんの演技力が大きいところでしょう。

「高校の頃、陰キャラ気味だった女子が、大人になるとこんな感じです」っていうのを80〜90%ぐらいの精度で再現している。

それが、シンプルに面白い。

そのほか、片桐はいりさんをはじめとする実力派のセリフは少なくても、妙なリアルさ、キャラの濃さを存分に表現しています。

それもこの映画の見どころですね。

ストーリーも起承転結があって最後まで楽しめますが、個人的は20代中盤の女性の姿を定点カメラを通して観察する、そんな雰囲気で嗜むのもおもしろポイントです!

Amazon Primeでも配信されていますので、お時間があったらぜひご覧ください。

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